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あんしん不動産売却術
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更新日 : 15/07/27

子供達が相続でもめるを防ぐには・・

一家2
相続が発生すると、財産の分け方をめぐって相続人同士でもめることがよくあります。「もめるほどの財産はない」という人もよくいますが、財産が多くないからこそ、もめる場合も少なくないのです。

もめやすいのは、住んでいる家と土地が主な財産で、預貯金などの金融資産はそれほど多くない場合です。父親が亡くなると、母親がすべてを相続することが現実には多いでしょう。その段階(一時相続)でもめることは少ないのですが、問題は次の相続(二次相続)がおきたときです。

子どもが2人の場合、母親が亡くなると子ども2人で財産を分けることになります。親は他界しているので、親に気兼ねをする必要がなくなり、それぞれの言い分がぶつかりやすくなります。円満に分けられなかった場合、何十年も兄弟間でしこりが残ることもあります。

不動産は、平等に分けることがむずかしい

預貯金や株や債券などの金融資産なら平等に2つに分けられますが、不動産ではそうはいきません。とくに兄弟のうち一人が親の家に住んでいる場合などは、相続が発生した直後からもめ始めることがあります。住んでいる本人は、自分が相続したいと考えるのが自然です。親の介護を担っていたのであれば、なおさら相続するのは自分がふさわしいと考えるでしょう。しかし、他の兄弟は簡単に納得できないでしょう。自分にも権利があるはずだからと、住んでいる兄弟には家を出ることを要求し、売却して金銭でもらいたいと主張するケースも少なくありません。

兄弟半々で相続登記をして共有するという方法もありますが、できるだけ避けたいところです。何年かして、どちらかで資金が必要になり売却を希望したとき、兄弟で意志統一できるとはかぎらないからです。また、共有名義は何十年もそのままにしておくと、それぞれの子が相続することになり、相続人はさらに増え、売却することはますます難しくなってきます。

 「争族」を避けるために、元気なうちに遺言書の作成を

どう分けるかについて遺言で指示してあれば、もめることは比較的少なくなります。遺言書に書かれていることは、親の意志であり指示でもありますから、不満があっても兄弟間の争いは抑えられるからです。しかし、遺言書がない場合は、相続人である兄弟間の話し合いしか決着の道はなく、売り言葉に買い言葉で、口を聞かなくなるほど争うことにもなりかねません。仲のよい兄弟でも、お金がからむとそうなりやすいのが現実なのです。

相続を「争族」にしないために、準備しておきたいことがいくつかあります。親は元気なうちから、ある程度の金融資産を確保しておきましょう。不動産をもらえなかった兄弟のほうに金融資産を渡して、ある程度納得させることもできるからです。遺言書の作成も、早めに着手しておきましょう。遺言書には財産の分け方を指示するとともに、子どもに対する気持ちや家に対する思いを書き入れておくことが大切です。親の気持ちを理解することで、話し合いがスムーズに運びやすく、比較的もめるのを抑えることができます。

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