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更新日 : 15/10/02

中古マンションとパワービルダー新築戸建 どっちを選ぶ?

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「中古マンションを探していたけど、近所に、同じくらいの値段で新築の戸建を見つけたんだけど、どっちにしようか迷っているんだよね・・」という方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?。

たいてい、新築戸建は、年数千棟の戸建を建築するパワービルダーと呼ばれる建築会社が建売分譲している物件ではないでしょうか。「なぜ、パワービルダーの新築戸建はそれほど安く売れるのだろう」と勘ぐっている方もいるかもしれません。パワービルダーは新築戸建を安く販売できるビジネスモデルを持っているのです。

パワービルダーの建物の特徴は、大規模な分譲地ではなく、5区画程度の土地で、土地面積が30坪程度、庭はほとんどなく、土地に対して、できるだけ建物大きくとってあります。その区画の数戸の建物の仕様はほぼ同じです。東京でも、価格は3000万円台、場合によっては2000万円台後半で販売されている時のあります。

さて、パワービルダーが新築戸建を安く販売できる理由は何でしょうか?。まずは、建物を共通化して、部材の大量仕入れを行うことで、コストを削減します。また安くなる土地をさがし、現金即決で仕入れをしていきます。

一番の強みは、回転率の高さ、短期間で仕入れから販売までを行い、回転率が非常に高いことです。仕入れたら即着工し完成、3ヶ月程度で売り切ります。売れなければ、どんどん値引きして、現金化し、在庫を残さないことを徹底しています。値引きをしても、仕入れが安い為、物件単体でみても、収益率は確保できるようになっています。建てては、売り、現金化し、また建てるのサイクルを回転させていくのです。

建物の品質も決して悪くありません。高級とは言えませんが、標準的な設備が装備されており、耐震性も確保されています。当然、自分の思い通りの仕様というわけにはいきませんが、とにかく、新築住宅に住みたいという方には 、非常に優れたコストパフォーマンスの住宅だと言えます。

では中古マンションがパワービルダーの新築戸建に劣るかというと、必ずしもそうとも言えません。特に、将来売却をする可能性がある場合は中古マンションに強みがあります。

ひとつに、パワービルダーは、安い土地を仕入れることが多く、マンションと比較して、あまり良くない利便性になることが多くなります。利便性が劣ると、売却する場合、その地域を探す方が少なくなりますので、売却時に買い手がつきにくいことも考えられます。

もう一つは、資産価値の下落です。新築戸建は購入した直後から毎年、資産価値が下落していきます。パワービルダーの住宅で、購入時よりも高く売れることはあまりないでしょう。

その点、中古マンションでは築10年~15年を過ぎると価格が安定し、それ以上は資産価値が落ちにくくなります。もし、ローンが残っていても、購入価格と売却価格の差が少ない為、売却資金でローンを残債を返済しやすく、住み替えもしやすくなります。また、マンションの場合、利便性の高いところに計画される場合が多いので、買い手も多くなるというメリットもあります。

中古マンションとパワービルダーの新築戸建、どちらがいいということはなく、それぞれの人生設計によって選択が変わっていくのではないでしょうか?。余計に迷わせてしまいました?(T.S)

参考記事

20年で建物評価0、戸建住宅の資産価値の下落率
新築より築15年が得?マンション資産価値の下落率

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