LIXILリアルティ.comスマートおうち売却

あんしん不動産売却術
LINEで送る

更新日 : 15/12/18

リフォーム、修繕をすることで将来、売却査定が高くなる?

0ad34323e9676c770d622f531d92ae00_s

戸建住宅を売却する際、不動産会社にいくらくらいで売れるかを査定してもらうことになります。

一般的に戸建住宅の場合、建物の価値は新築時から均等に減っていき、約20年で0になると言われています。

例えば、築20年の戸建住宅を査定しようとすると、ほとんど土地価格のみになってしまうということです。

当然、土地の価格は査定時の市場価格で決まります。年数が経つことに価値が下がることはありませんが、新築時と比較して土地価格が上がっている場合も、下がっている場合もあります。

しかし、このような査定方法では、住宅を購入した人は、どれだけ家に手をいれたも、価値が経年とともに下がっていくなら、継続的に家をメンテナンスをしていこうという気持ちはなくなります。

また、ユニットバス、キッチンを新しくしても、その分の価値が認められないなら、積極的にお金をかけてリフォームしていこうという動機も薄くなります。

このようなことから、古い家はどんどん状態が悪くなっていき、中古住宅として、売却しにくい家になってしまうのです。最後には、今問題となっている、朽ちそうな空き家になってしまうかもしれません。

日本で中古住宅市場が活性化しない原因、空き家がたくさん発生する原因のひとつとして、このような戸建住宅の評価慣習があるのです。

国もこのような問題を改善する為に「中古戸建住宅に係る建物評価の改善に向けた指針」(国交省)をだし、修繕やリフォームによって、建物の資産価値が評価されるような方向性を打ち出しています。

その流れをうけて今年、不動産会社向けの「価格査定マニュアル」(不動産流通推進センター)が更新されました。新しい「価格査定マニュアル」では、以下を行うことで、査定価格があがることになります。

・専門業者による点検、補修が行われている。

・外壁、屋根、内装建具、水周りのリフォームを行った。

・新築時の設計図書がある、建築基準法による検査済証がある。

・専門機関のインスペクションの報告書がある。

・シロアリ検査に合格している(保証つきのもの)

・付加価値設備をつけた。

付加価値設備の具体例は、以下のようなものです。

浴室のジェットバス、ミストサウナ。給湯設備のエコジョーズ、エコキュート、エネファーム。発電設備の太陽光、蓄電池、HEMS。防犯設備のカードキー、生体認証。床暖房、2重サッシなど

いかがでしょうか?このように、インスペクションやリフォームをすれば、自分の家が高く査定されるのでしたら、費用をかけても自分の家に手をかけていくのではないでしょうか?

残念ながら、新価格査定マニュアルによる査定方法は今のところ広く一般に普及しているとは言えません。しかし、国の方針もあり、今後急速にこのような査定方法が当たり前になることが予想されます。

すでに戸建住宅を所有している人は、今から、早め、早めの点検、修繕を心がけておけば、将来売却する時に、希望した価格で売却できるかもしれません。(T.S)

ページの一番上へ