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更新日 : 16/01/25

実家売却に伴う、お墓移転の手続き

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親の死で直面する、お墓の問題とは・・・

お墓を別の寺院や納骨堂に移転することを「改葬」と言います。住む人のいなくなった郷里の家を売却した人のうち、約8割が改葬するという調査もあり、改葬する人が少なくないことがわかります。

●遠方のお墓を守るには、費用も時間もかかる

お墓のある場所が、現在住んでいる場所から遠い場合、お墓参りに行くのも大変です。実家を売却した後だと、泊まることのできる家はもうないわけですから、ホテルなどを予約する必要があります。

お墓を守っていくためには費用や時間もかかるため、自分の子どもたちには負担をかけたくないという気持ちになる人が多いようです。

●シングルで兄弟がいなければ、お墓の移転を迫られることに

また、シングルの人で他に兄弟がいない場合は、郷里の墓を自分が住んでいる場所の近くに改葬し、自分が亡くなったら親とともに永代供養してもらうような契約をしている人もいます。

いずれにせよ郷里に戻って住むことがない場合は、自分が住んでいるエリアの近くにお墓を移転することも、いつかは決断せざるをえなくなるでしょう。

では、実際、お墓を移転するためにはどうすればよいのか?可能性のある人は、そのときになって慌てないように、あらかじめ知っておきましょう。

「改葬許可証」をもらうときに必要なこと

お墓の移転は、家具を動かすように簡単にはいきません。法廷で埋葬や墓地、お墓の移転に関する手続きが決められています。次のようになっていますので、まず流れをつかんでおきましょう。

①改葬の予定を寺院に伝える

お墓のある寺院に、改葬する予定があることを伝えて、準備をしてもらいます。寺院にとってはよい話ではありませんが、事情を誠実に話せば応じてもらえるでしょう。その際、何らかの寄進をするのが一般的です。墓石の処分については石材店と打ち合わせ、見積もりをとっておきます。

②改葬先の墓地や納骨堂と契約し、「受入証明書」を発行してもらう

依頼すれば、すぐに発行してもらえます。

③墓地の管理者に、署名捺印してもらう

現在のお墓のある市区町村役場で、「改葬許可申請書」を入手し、必要事項を記入し、墓地の管理者に署名捺印してもらいます。

④「改葬許可証」を発行してもらう

市区町村役場に「改葬許可申請書」と「受入証明書」を提出し、「改葬許可証」を発行してもらいます。

⑤遺骨をお墓から取り出す

現在のお墓の管理者に、「改葬許可証」を提示し、遺骨をお墓から取り出す。その際、必要な法要をとり行ってもらいます。

⑥納骨する

改葬先の墓地や納骨堂に「改葬許可証」と遺骨を持参し、法要を行い、納骨してもらいます。

改葬にかかる費用は?

移転先の墓地の使用料や墓地の工事などを合わせて、200万円~300万円。納骨塔の場合は、80万円~180万円が必要になります。また、移転前の寺院に対して御布施を、石材店には墓石の処分代、その他手続きに要する手数料が50万円~100万円はかかるでしょう。

改葬は費用だけでなく、時間と手間がどうしても必要となります。手続き全体の流れを理解し、改葬先となる墓地や納骨堂など諸条件を比較検討し、どこに改葬するか余裕をもって進めるようにしましょう。

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