中古住宅購入後のリフォームをどこに頼むか?
中古住宅購入後、ほとんどの人は大なり、小なりのリフォームをします。
かけられる予算に応じて、以下のような優先順位でリフォーム箇所を検討していくことが多いようです。
1.クロス貼り替え、ふすま・障子の貼り替え、畳の表替えなどの内装工事。
2.お風呂、キッチン、化粧台、給湯器などの設備工事
3.間取り変更などの大工工事
さて、いざ家を決めて、リフォームしようとしても、「今までリフォームなんてしたことがない」という人が大半でしょう。
リフォームの見積りをとろうとしても、どこに連絡すればよいのか戸惑う人は多いと思います。
しかし、家の売買契約後に初めて、リフォーム会社や、予算、リフォーム部位を検討するとなると、打ち合わせや、施工に時間がかかり、どんどん引越日が伸びることになります。
そうなると、今の家賃を払い続けなければならず、余計な費用がかかってしまいます。家探しと同時にリフォームの情報収集もしっかりしておきましょう。
リフォーム会社の情報をWEBで検索してみたり、チラシを控えておくのもよいでしょう。また住宅設備のショールームに行って、どのような商品があるのかを見てみたり、予算感を得ておくことも大切です。
さて、リフォームの依頼先としては次のようなものがあります。
1.地元工務店
地元に良く知っている評判がよい工務店があれば、一番の選択枝になるでしょう。間取りの変更など大工工事がからむリフォームは一番の得意分野といえます。ただし、クロスの貼り替えだけなど小規模なリフォームや修繕の場合は割高になることもあります。
2.リフォーム専門業者
WEBやチラシで大々的に広告していたり、目玉価格などを設定している会社もあります。クロス張替えだけなどの小規模のリフォームもリーズナブルな価格で対応しているところもあります。
ただし、建築業許可がなくてもリフォーム工事を行える為、信頼できる業者と、そうでない業者の差が大きいです。まわりの評判などを良く効いて、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
3.住宅設備メーカー、電気・ガス会社
ある程度の企業規模が大きな会社が多く、後々リフォーム工事に不具合があっても対応してもらえる安心感があります。お風呂、キッチン、トイレなどの住宅設備機器の交換は得意とするところです。
ただし、クロスのみの小修繕や、逆に間取りを大きくかえるようなリフォームだと少し割高になったりする場合があります。
4.ホームセンター
住宅設備機器の交換を得意とするところが多いです。ただし、近所にリフォームができるホームセンターがあるかどうかが問題となります。
5.仲介してもらった不動産会社
紹介されるリフォーム会社の業態は様々で、よく紹介されたフォーム会社の内容をチェックする必要があります。
不動産会社との連携がとりやすく、自分が不動産会社とリフォーム会社の間にはいってスケジュールを調整する手間はある程度軽減されます。
さて、リフォームを検討する際には、2~3社から見積りをとるようにし、見積りの内容についてしっかりと説明できる業者を選ぶようにしましょう。
また、「アフターサービスがしっかりしているか?」、「会社経営は大丈夫そうか?」も大切なポイントです。会社がつぶれていまってはアフター対応もできなくなります。
このように、家と同じく、リフォーム業者も時間をかけてじっくり選ぶことが大切です。(T.S)