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あんしん不動産売却術
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更新日 : 16/03/25

相続した空き家をそのまま所有するリスク

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今月(2016年3月)、東京都内で「空き家対策特別措置法」施行後初めて、所有者が特定できる空き家の強制撤去が行われました。

「空き家対策特別措置法」により、自治体は周辺地域に悪影響がでる可能性がある空き家を強制撤去ができるようになり、その費用を空き家の所有者に請求できます。

今回強制撤去された空き家は、1960年頃に建築され、ここ10年、住人がいない状態になっていたようです。木造の建物は一部が崩れている状態で、倒壊する危険性は高かったと思われます。

さて、空き家が発生する一番の原因は相続です。誰も住まなくなった実家をいつか売却しようと考えながら、なんとなく時間が経ってしまったというケースが多いようです。

特に地方では、実家を売り出しても買い手がほとんどいないということが空き家問題をより深刻にしています。

しかし、今回強制撤去された空き家を見る限り、物件は東京都内の住宅地にあるようで、まったくこの土地に買い手がつかないということはなさそうです。

希望価格で売却できるかはともかく、売り出せば買い手がつきそうな物件をそのまま空き家にしてる人はかなり多いと思われます。

今回、強制撤去された空き家の所有者は高齢の方ようで、売却の手続き等が精神的な負担になっていることは十分考えられます。

しかし、もう少し早く、売却を検討していれば、年々の固定資産税や、管理費用(今回は管理されてないので強制撤去になったのですが)、強制撤去の費用を負担せずに済んだかもしれません。

現在、全国で空き家は320万戸存在していますが、そのまま居住できる空き家は48万戸と全体の15%と言われています。

当然、今使える空き家もお金をかけて管理をし続けないと、何年か後には使えない空き家となり、更に大きな修繕費、撤去費用がかかることがあります。

相続などで実家を受け継いだ場合、なんとなく資産だと思って所有しつづけると、いつのまにかリスクに変わってしまう可能性もあるのです。(T.S)

*写真は今回撤去された空き家とは関係がありません。

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