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あんしん不動産売却術
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更新日 : 16/05/23

今、なぜ底地ビジネスが活発なのか?

大都市圏を中心に「底地ビジネス」が活発になっています。

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土地価格が高い大都市圏では、底地を処分したい人、底地を利用したい人、双方をマッチングさせることが、土地流通の円滑化にも繋がっているようです。

底地とは

底地とは、借地権付きの土地のことで、土地を使用・収益する権利を売却した後、土地の所有権だけがある状態の土地です。借地権者はその土地に建物を建て、住居などに使用します。

借地権を購入するメリットは、所有権付の土地を購入するよりも、底地権相当額を差し引いた安い価格で土地を利用できることです。

土地の高い首都圏では、借地権の戸建て住宅やマンションは購入しやすい価格に抑えて売り出すことができるため、購入したいと考えている人は少なくないようです。

現在、借地権は定期借地権として、50年間など一定期間のみ借地にする契約で取引されるケースが主流となり、地主は守られる面が多くなったともいえます。

地主にとって、半永久的に利用できない「底地」

しかし、先祖代々から借地として出していた土地の場合は、従来どおりの借地権での契約となります。底地の状態では半永久的に地主が利用することができず、市場での第三者への売却も容易ではありません。また、相続時には権利関係が複雑になるという面もあります。

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将来、地主のなかには相続時の調整や相続税の発生などを懸念し、安くてもよいから底地を売却して換金したいと感じている人は少なくないようです。

 借地権者は、建て替えのときに地主の承諾が必要

一方、借地権者の側では、地代さえ払っていれば住み続けることができますが、建て替えのときには地主の承諾を得る必要があります。

その際の金銭的な負担や地主との関係の煩わしさなどから、所有権を買い取りたいと感じている人も少なくないでしょう。

底地ビジネスが果たす役割とは

不動産の流通をスムーズにする面もある

底地ビジネスを手がける業者は、地主の底地を買い取り地代を得る、あるいは、所有者に売却することを事業化しており、新たに算入する業者が少なくないようです。

なかには、借地権者に立ち退きを迫ったり、高い価格で底地の買い取りをせまるなど、強引な取り引きをする業者がいてトラブルになっているケースもあります。

しかし、土地の有効活用という点では、底地ビジネスが果たす役割もあるといえます。空き家になっている住宅のなかには、借地権付きの土地であるため相続人が利用しにくく、放置されているというケースも見受けます。また、借地権付き土地では売却がスムーズにいかないことから区画整理が進みにくいという問題もかかえています。

こうした問題を業者が地主と借地人のあいだに入り、調整することで不動産の流通が円滑になる面もあるといえます。

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