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更新日 : 17/11/29

猫の爪あとを修理してから売り出すべきでしょうか?

工具

回答:ファイナンシャルプランナー 北見久美子

<質問内容>

10年間住んだマンションを売却するに当たり、長年飼ってきた猫の爪あとがついた柱やフローリング床を修理すべきかどうか迷っています。修理をしない場合は、価格を下げなくてはならないでしょうか。修理をする場合は、できるだけ費用をかけずに行いたいと思いますが、良い方法はありますか?(埼玉県所沢市 42歳 会社員)

自分でできる修理・修繕は自分で行い、爪あとの傷がひどくて素人ではむずかしい場合は手をつけず、値引きすることを前提に売却計画を立てましょう。

 

内見の前に手を打ちましょう

ご相談者の猫の爪のひっかき傷の程度はどのくらいでしょうか。

猫にも個性があり、壁紙や柱をぼろぼろにしてしまうケースもあれば、傷を少し手入れするとほとんど気にならない程度のものもあります。

住宅も人間の出会いと同じように、出会った時の第一印象が大事です。

内見の際、買手がこれはひどいと感じるほどの傷ならば、住宅に対する印象は実際の価値より下がって見えます。そう見えないように、内見者が訪れる前にカバーしておかなくてはなりません。

自分でできる修理がいろいろあります

完璧に修理・修繕をする場合はプロに依頼するしかなく、費用も時間もかかります。しかし、プロでなくてもできる修理がいろいろありますので、自分でできることは自分ですると良いでしょう。

インターネットのサイトには、猫の爪のひっかき傷を修理・修繕するDIYの方法がいろいろ紹介されています。

例えば、柱の傷は浅いものであれば専用の修復剤で埋めたり、オイルステインなどの塗料を塗ったりすることで目立たなくできます。

壁紙のひっかき傷は、腰壁シートなどを床から1メートル前後の高さまで貼れば、うまく隠すことができます。費用も手間もあまりかからずにできますので、ぜひトライしてみてください。

自分でできない修理は手をつけず、値引きで対応

本来なら5の評価が得られる住宅が、猫の傷があるために1に落ちてしまうことがあります。自分で行う修理・修繕は、1に落ちるところを3程度にとどめるために行うものと心得ておきましょう。

プロに修理・修繕してもらい評価を5にするにするという選択肢もありますが、問題は費用をかけても、住宅がその分、高く売れるとは限らないということです。

自分で修理・修繕することがむずかしい場合は、買手に猫の引っかき傷があることを伝え、その分の値引き額を提示するという方法があります。そのほうが買手に喜ばれるケースも少なくありません。

値引きの金額などは、不動産会社と相談して話を進めるとよいでしょう。

(プロフィール)北見久美子 きたみ・くみこ

CFP(ファイナンシャル・プランナー)&消費生活アドバイザー。個人相談数千件の経験を生かし、「ライフプランに生かすお金の活用法」など、全国各地で住まいに関する講演を行っている。雑誌などでも連載多数。主な著書に『親のお金の守り方』『助成金がわかる本』『50歳からのお金のきほん』などがある。日本FP協会会員。

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