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更新日 : 18/11/30

「安心R住宅制度」って?

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中古住宅に対する、マイナスイメージ払拭に向けて

日本の中古住宅の流通量は、欧米に比べるとまだまだ少ないとされています。

そうした背景から、国土交通省では中古住宅の流通量を増やすために、中古住宅の本来持っている価値を適性に評価する「安心 R 住宅制度」をスタートさせました(2018年4月)。

購入者にとって非常に関心の高い制度ですが、売主もこの制度をよく理解し、売却に備えて検討していく必要がありそうです。

購入者が抱く中古住宅へのマイナスイメージについて、国土交通省では「不安」「汚い」「分からない」という3つの言葉で表しています。

この制度は、そうしたイメージの払拭が中古住宅の流通に不可欠とし、一定の要件を満たした中古住宅に対して「安心R住宅」の商標を付与するしくみです。いわば、国のお墨付きが与えられる制度といえるでしょう。

◆「安心」を満たす要件とは

1)新耐震基準などに適合していること

2)インスペクション(住宅診断)の結果、構造上の不具合および雨漏りが認められず、既存住宅売買瑕疵保険の検査基準に適合していること

「インスペクション」とは目視や計測により、住宅の基礎や外壁等にひび割れや雨漏り等の劣化・不具合が発生していないかどうかを調べることです。調査は専門業者によって行われます。

「安心R住宅」の「R」とは

Reuse(リユース、再利用)、Reform(リフォーム、改装)、Renovation (リノベーション、改修)を意味しています。

リフォーム工事によって、従来の中古住宅の「汚い」イメージが払拭されていることが求められています。リフォーム工事を実施していない場合は、費用情報を含むリフォーム提案書がついていることとなっています。

「分からない」は、情報の開示で払拭

売主が売却に際して出す広告で、次のような情報が開示されていれば、購入者の「分からない」という不安を払拭することができます。

●新築時の情報

建築確認に必要な書類、各種認定の申請書等、適法性や認定等に関する書類、住宅性能評価に関する情報、設計図書に関する情報です。こうした情報は、購入者が住宅ローンを組む際、またリォームを行うときにも非常に役立ちます。

●維持管理に関する履歴情報

住宅の維持管理計画に関する情報、点検・診断の履歴情報、これまでの修繕やリフォーム・改修に関する履歴情報など。こうした情報があれば、購入者は今後のリフォームやメンテナンスについて、予算や工期などを検討し希望にそった計画を立てることができます。

●共同住宅の共用部分の管理に関する情報

管理規約に関する情報、修繕積立金の積立状況に関する情報、大規模修繕計画に関する情報、修繕履歴に関する情報。その他、保険・保証に関する情報、省エネに関する情報があれば、それも開示します。

購入者が安心して「買いたい」「住みたい」と思えるような状態で売りに出すことで、早期に売却できる可能性が高くなります。売却を検討する際は、「安心R住宅制度」を意識してみましょう。

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