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あんしん不動産売却術
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更新日 : 18/12/07

「安心R住宅」は今後、中古住宅の売却にどう影響しますか?

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◆質問:築20年のマンションに住んでいますが、近いうちに売却したいと考えています。「安心R住宅」という制度が、2018年4月から始まったと聞きます。売却にどんな影響があるのでしょうか?

◆回答:買主に安心感をもってもらえるので、売主にとって有利になるといえます。

認定された住宅は競争力が高い

「安心R住宅」のロゴマークがついている住宅は、国から優良な中古住宅であるとお墨付きを得られたようなものですから、買主に対するアピール力は大きいでしょう。

中古住宅に対しては、「不安」「汚い」「わからない」といった印象をもつ買主が少なくありません。住宅のメンテナンスをきちんと行ってきた売主にとっては残念なことでしょう。

「安心R住宅制度」はこうした中古住宅に対するマイナスの印象を払拭し、住みたい・買いたい住宅に転換していく環境整備として創設された制度です。日本でも欧米のように住宅の価値が適性に評価され、流通が活発に行われるための方向付けといえます。

「安心R住宅」の認定を受けるには、所定の事業者団体に登録している不動産会社に相談するのがよいでしょう。認定要件を満たす方法を実務面からフォローしてくれます。

認定の要件とは?

「安心R住宅」として認定される住宅は、以下の点を備えている必要があります。

1.耐震性など、住宅として基礎的な品質を備えていること

建築基準法の耐震基準を満たしていること。また建物状況調査を実施し、既存住宅瑕疵保険の検査基準に適合していることなどです。

2.リフォームを実施済み、またはリフォームの提案書がついていること

リフォーム工事を実施していない場合は、買主がリフォームを行う際の提案書が求められます。

3.点検記録等の保管状況に関する情報が提供されていること

設計書やこれまでに実施した点検や修繕の内容の開示が必要です。

若い世代ほど認知度は高い

この制度は2018年4月にスタートしたばかりですので、認知度は買主、売主ともにまだそれほど高いとは言えませんが、買主側では若い世代ほど認知度が高い傾向にあります。

安心できる良い住宅を取得したいという気持ちは買主共通の想いです。他の住宅に先駆けて認定をいち早く受けた住宅は、他の住宅に比べて競争力が高くなるでしょう。

ご相談者の住宅は築20年と築浅とはいえませんので、買主が検索サイトで探す際、条件の入れ方によっては素通りされることも懸念されます。「安心R 住宅」のマークがついていれば、買主にアピールできる要素として期待できそうです。

認定を受けるためには建物状況調査を受けたり、各種書類を揃えるなど、手間と多少の費用が余計にかかることになりますが、売主として検討してみる価値はあるのではないでしょうか。

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「安心R住宅制度」って?

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