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あんしん不動産売却術
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更新日 : 19/08/02

売主が買主に提供すべき情報とは?

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住宅の売買契約を結ぶ前に、宅地建物取引士は買主に対して必ず重要事項説明を行います。これは、いわば商品説明のようなもの。

買主にとっては、購入しようとする住宅がどのようなものか詳細を知り、契約するか否かを最終的に判断するための情報となるものです。

誤解なくスムーズに取引を行うためには、売主から不動産会社への正確な物件情報の提供が不可欠です。では、売主はどのような情報を提供すればよいのでしょうか?

重要事項説明とは?

「重要事項説明」は宅地建物取引業法第35条で定められた、不動産取引には欠かせない手続きです。

買主が売買契約を結ぶ前に知っておくべき事柄について、不動産会社の担当者が口頭での説明を行ったうえで、同じ内容を記載した書面(重要事項説明書)を交付し、売主・買主双方が署名・捺印します。

重要事項の説明は、不動産会社の従業員なかでも「宅地建物取引士」(宅建士)という国家資格者だけに許されており、このことからも重要な手続きであることがわかります。

買主が納得して購入手続きに進めるよう、また、契約後のトラブルを防止するためにも、具体的で詳細な説明が行われます。

「重要事項説明」の内容は、大きく分けて次の①と②です。

①取引される物件の内容

・登記記録、借地権、借家権

・用途地域、建ぺい率、容積率、法令に基づく制限

・敷地と道路の関係、私道の権利や負担金の有無

・水道・ガス・電気の供給施設などの整備状況

・管理関係(マンションの場合)

・構造・間取り・形状など

・耐震診断の有無

・嫌悪施設、心理的瑕疵 など

②取引条件に関する内容

・手付金、固定資産税・マンション管理費などの精算金の内容、授受の時期

・契約解除の条件、解除条項

・損害賠償額、違約金

・支払金や預り金の保全の概要

・住宅ローンについて

・瑕疵担保責任について

売主から提供する情報は?

売主は、「重要事項説明」を行う宅地建物取引士に、あらかじめ次のような情報を提供する必要があります。

・物件関係書類:購入時に受領した重要事項説明書、建築時の設計図書、リフォーム時の書類など

・欠陥やトラブル関係:雨漏り、シロアリ被害、近隣とのトラブルや騒音の有無など

・告知書(中古住宅の取引には必須!):土壌汚染など瑕疵の有無、土地の境界確定の状況、増改築・修繕の履歴、耐震診断の有無、(元の所有者がいた場合は)引き継いだ資料 など

売主は正しい情報を不動産会社に告知する必要があります。もし虚偽の内容を告げたり、瑕疵があることを隠していた場合には、将来、損害賠償を請求される可能性もあるので注意が必要です。

情報の提供は、できるだけ早い時期に!

重要事項説明書ができあがってきたら、内容が正しく記載されているかを確認しましょう。万一、誤りがある場合には、すぐに不動産会社に連絡して修正してもらいましょう。

重要事項説明書の内容次第で、買主が購入を取りやめる場合もないとは言えません。

トラブル防止の意味でも、売買契約直前ではなく、なるべく早い段階で買主に示すことができるよう、早めに情報提供を行うことが大切です。

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