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あんしん不動産売却術
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更新日 : 20/02/26

購入希望者が複数の場合、どうすればいい?

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住宅の売主にとって、購入の申し込みほど待ち遠しいものはありません。

売り出して時間が経っても反響がないケースもありますが、複数の購入申し込みが同時に入ることもあります。うれしい悲鳴ですが、もしそうなったらどう対処すればよいでしょうか?

購入の意思表示は書面で届く

購入希望者からの意思表示は、不動産会社を通じて書類で届きます。

書類の名称は「購入申込書」「買付証明書」「買付申込書」など、仲介する不動産会社により異なりますが、 内容はほぼ同じで次のような項目について記載があります。

・購入希望価格

・払える手付金の金額

・住宅ローン利用の有無

・引渡し希望日

・契約希望日時と場所

・その他の希望

購入希望者が1人なら、記載内容を踏まえて条件のすり合わせなどを行い、その人に売却するかどうかを決めることになります。

優先順位の決め方は2つある

複数の希望者から購入の申し込みがあった場合、悩ましいのは優先順位をどうするかです。決めるには次の2つの考え方がありますが、どちらも慣例的に行われているもので、法的な決まりはありません。

●買付優先

一般的なのは書類が先に届いた人を優先する、先着順の考え方です。「買付優先」などと言われています。

●契約優先

書類の内容を見て、より好条件で確実に契約できそうな人を優先する「契約優先」の考え方です。

では、どちらの方法で進めるのがよいのでしょうか?

希望者Aさん、Bさんからほぼ同時に書類が届いた場合を考えてみましょう。

例えばAさんの書類は午前中に、Bさんの書類は少し遅れて同じ日の午後に届いたとします。

もし、希望条件がほぼ同じなら「買付優先」、つまり、少しでも先に届いたAさんと契約に向けて交渉を進めるのが一般的です。

しかし、次のような場合はどうでしょう?

<Aさん>

住宅ローンを利用する予定。ただし、事前審査はまだ実施しておらず、もし住宅ローン審査に通らない場合は白紙解約できる「ローン特約」の付加を希望。

<Bさん>

現金一括払いで購入希望。ただし、売り出し価格から100万円の値引きを希望。

2つのケースを比較検討してみましょう。

Aさんは値引きの希望はなく、売り出し価格で購入してくれますが、住宅ローン審査に落ちて契約が白紙になるリスクがあります。

審査結果が出るまでには売買契約後2週間から1カ月ほどかかります。もし、白紙解約になれば、また一から買主を探さなければなりません。

Bさんは100万円の値引きを了承すれば、すぐに契約ができそうです。

この場合、少ないリスクで確実に契約できるのはAさんよりBさんであると判断して、Bさんを優先するという選択もあります。

 売り出し前に優先順位を決めておこう!

マイホームを探している人は、不動産ポータルサイトをこまめにチェックして、気に入った物件があると「先を越されないように」と、すぐに申し込みをする傾向があります。

人気のある物件ほど申し込みが重なる可能性は高いといえます。複数の申し込みを受けてから迷ってしまうと冷静な判断ができなり、結果的にチャンスを逃すことにもなりかねません。

チャンスやタイミングを逃さないために大切なこと。それは、購入希望者の条件で譲歩できること、絶対に譲れないこと、値引きできる範囲などを売り出す前に決めておくことです。

1人でかかえこまず不動産会社にもよく相談し、プロの意見を参考にいざという時の対応を準備・整理しておきましょう。

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