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あんしん不動産売却術
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更新日 : 20/07/29

土地売却前に知っておきたい!「既存杭問題」って何?

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土地を売却するときは、売主負担で地中の埋設物を取り除くのが前提です。

埋設物の中でも厄介なものの一つが「既存杭」です。なぜ杭が埋まっているのか? また、売却時の注意点についてお話しします。

 そもそも、なぜ杭が埋まっているの?

地盤が軟弱な土地に建物を建てる場合、建物の重さを支えるために杭を打ち込みます。

建物の規模や地盤の状態によっては、深さが10メートル以上に及ぶこともあります。

杭は本来、建物を解体して更地にする際、一緒に撤去します。

しかし、撤去には重機が必要で工事費用が高額になるため、放置してしまうケースも見受けられます。

このように、かつて存在していた建物の杭が、地中に埋まったままになっているものを「既存杭」といいます。

土地所有者の中には、「既存杭」があることを知らない人も少なくありません。

土地を売却する場合は、たとえ「既存杭」が目に見えなくても、すべて引き抜いておくのが原則です。

 抜かないとどうなる?

地中に「既存杭」が残っている土地を売却すると、次のような問題が生じます。

●新たに建築するときのじゃまになる

買主がその土地に新たな建物を建てる場合、「既存杭」がじゃまになり、支障をきたすことがあります。

 ●地盤沈下が起きることも

杭が残っていることによって、地盤沈下が起きる可能性があります。

住宅などを建てた場合、それによって建物が傾くリスクもあります。

●「隠れた瑕疵」となる

土地の引き渡し後、買主が「既存杭」を発見した場合、「隠れた瑕疵」となり、売主が撤去費用や損害賠償を請求されたケースもあります。

 告知を忘れずに!

「既存杭」を撤去せずに土地を売却する場合は、必ず買主に告知することが大切です。

そのうえで、「売却代金に撤去費用を含む」という内容の契約を結んでおくことをおすすめします。

また、「既存杭」の有無が確認できない場合でも、昔、鉄筋コンクリート造のマンションが建っていた土地などには杭が残っているかもしれません。

トラブル防止のために、既存杭の可能性があることを買主に告知しておくとよいでしょう。

なお、「既存杭」がある土地は建物の建築にはあまり向きませんが、月極駐車場やコインパーキングなどの利用であれば問題ないといえます。

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