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あんしん不動産売却術
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更新日 : 20/09/18

不動産担保ローンとは?

802316_s新型コロナウイルス感染拡大の影響で収入が減少し、生活費や教育費などを補てんするために金融機関からの借り入れを検討するケースが増えています。

ある程度まとまった金額が必要な場合、選択肢の一つとして「不動産担保ローン」があります。

その仕組みとメリット・デメリットについて見てみましょう。

 対象となる不動産は?

「不動産担保ローン」とは、土地や建物などの不動産を担保にして金融機関から融資を受けるものです。

担保とは、金融機関との間で「返済できなくなったら差し出す」という取り決めをした、一定の価値をもつ物件のことをいいます。

担保があることにより、無担保のときより有利な条件で借り入れることが可能です。

●親族の不動産を担保にできるケースも

担保の対象は、ほとんどの金融機関が「自分名義の家や土地」に限定していますが、なかには配偶者、実父母、実の兄弟姉妹が保有する不動産も対象にしているところもあります。

その場合は、保有者が連帯保証人になることが求められます。

●取り扱っている金融機関は?

都市銀行、地方銀行、信託銀行、信用金庫などのほか、融資専門会社(ノンバンク)など多岐にわたりますが、取り扱っていない金融機関もあるため、ホームページなどで確認が必要です。

 不動産担保ローンのメリット

不動産担保ローンには次のようなメリットがあります。

●無担保ローンに比べて低金利

キャッシングやカードローンなどと比較すると低金利で利用できます。

利率はA銀行「0.85~8.35%」、B銀行「2.95~8.9%」、Cローン会社「5.7~15%」というように、金融機関によりかなり差があります。

銀行はノンバンクより金利が低めに設定されていることが多いです。

 ●借り入れできる金額が大きい

一般に、借り入れできる金額は、担保物件の不動産評価額の80%程度までといわれています。

融資上限額は銀行が1億円から2億円、ノンバンクは5億円程度に設定されていることが多く、担保価値が高いほど高額の借り入れが可能になります。

●住宅ローンの返済中でも利用できる

住宅ローンの残債があっても、その金額より不動産評価額が高い場合には、「不動産担保ローン」の利用が可能です。

 ●複数の借金を1つにまとめることが可能

複数の金融機関から借り入れをしている場合、返済日の管理が煩雑になったり、金利が高くても気づかずに返済し続けたりしがちです。

金融機関のなかには、それらを不動産担保ローン1つにまとめるプランを設けているところがあります。

 不動産担保ローンのデメリット

最大のデメリットは、返済できないときに任意売却や競売により物件を手放さなければならないことです。

ほかに次のような点にも注意が必要です。

●借り入れまでに時間がかかる

無担保ローン(カードローンやキャッシングなど)は、融資申し込みから数分で審査が完了し、即日借り入れできるケースがほとんどです。

しかし、不動産担保ローンは担保物件の審査と登記手続きなどに時間がかかります。

銀行では約1カ月、ノンバンクでは数日を見ておく必要があります。

銀行のほうが遅いのは、担保物件の審査が厳しいためといわれています。

申し込む場合は、余裕をもって計画を立てることをおすすめします。

●諸費用がかかる

諸費用のなかで最も高額なのは、金融機関に支払う事務手数料です。

相場は借入額の1~2%ですが、ノンバンクのなかには5%のところもあります。

借入額100万円の場合、1万円~5万円ほどになる計算です。

次のような費用もかかります。

・印紙税

・登記費用(登録免許税)

・登記費用(司法書士報酬)

・火災保険料

・不動産鑑定費用(金融機関によっては不要な場合もあり)

不動産担保ローンは返済期間を比較的長く設定できるものが多く、返済額を抑えることも可能ですが、利用にあたっては家族と十分に話し合って無理のない範囲で検討しましょう。

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